先に結論です。 AIに必ず紹介してもらえる方法はありません。どのお店を紹介するかは、AIの側が決めることだからです。
お店の側でできるのは、AIがお店の情報を正しく読み取れる状態にしておくことです。土台になるのは次の3つです。
- AIがお店のホームページを読めること
- お店の情報が、どこに書かれていても同じであること
- お客様が聞きそうなことに、文章で答えていること
特別な裏技があるわけではなく、ふだんの検索で見つけてもらうための基本とほとんど同じです。
AIは、どこからお店の情報を得ているのか
「〇〇駅の近くで、夜も開いているネイルサロンは?」とAIに聞くと、AIはウェブ上の情報を調べて答えを組み立てます。そのとき何を読んでいるのかは、提供している会社が公式に説明しています。
- ChatGPT(OpenAI) は、検索機能で答えるときに、OpenAIの「OAI-SearchBot」という仕組みが集めた情報を使います。OpenAIは、この仕組みの読み取りを断っているサイトは、ChatGPTの検索の回答に表示されないと説明しています
- Googleの「AIによる概要」 に表示されるのは、ふつうのGoogle検索に登録されていて、検索結果に表示できる状態のページです。Googleは、そのために特別な対策や、特別なファイル・データを追加する必要はないと説明しています
つまり、ふつうの検索で見つけてもらえる状態にしておくことが、AIに読んでもらうための前提になります。
お店の側でできること
1. AIがホームページを読めるようにしておく
- 読み取りを断っていないか確かめる。 ホームページには、検索エンジンやAIに「読んでいい・読まないで」を伝える設定(robots.txt)があります。ホームページを作るサービスや管理サービスによっては、AIの読み取りを初期設定で断っているものもあります。作ってもらった人に一度確かめておくと安心です
- 大事な情報を画像だけで載せない。 料金表やメニューを1枚の画像にしてしまうと、人には読めても、機械には読み取りにくくなります。料金・営業時間・住所は文字で書きます
- Instagramだけにしない。 Instagramの投稿は、ログインしないと見られないことがあります。人が見られない情報は、AIも読みにくいと考えてください。料金・場所・予約方法は、誰でも見られるホームページに置いておきます
2. お店の情報を、どこでも同じにしておく
店名・住所・電話番号・営業時間・料金が、ホームページ、Googleビジネスプロフィール、Instagram、予約サイトで食い違っていないか確かめてください。
AIは複数の場所から情報を集めて答えを作ります。場所によって書いてあることが違うと、古い営業時間を案内されたり、別のお店と取り違えられたりするおそれがあります。営業時間や料金を変えたら、すべての場所を同じ日に直すのが理想です。
ホームページとGoogleビジネスプロフィールの関係は「ホームページとGoogleビジネスプロフィールはどちらが先?」にもまとめています。
3. お客様が聞きそうなことに、文章で答えておく
AIに寄せられる質問は、「〇〇駅の近くで」「夜も開いている」「初めてでも大丈夫な」のように、条件が具体的です。答えの材料になるのは、そうした条件に当てはまることが文章ではっきり書かれているページです。
- 最寄り駅と、駅からの道のり
- 営業時間(平日の夜や土日に開いているかどうか)
- どんな人向けのお店か(初めての人、男性も利用できるか、など)
- 料金と、料金に含まれるもの
- 予約の方法
- よくある質問と、その答え
「アットホームなサロンです」のような言葉だけでは、どんなお店なのかが伝わりません。人に聞かれたら答えることを、そのまま書いておくのがいちばん確実です。
構造化データは「機械向けの説明書き」
ホームページには、画面に見える文章とは別に、店名・住所・営業時間・料金などを、機械が読み違えない形で添えておく書き方があります。これを構造化データといいます。
構造化データは、お店の情報を機械に正確に伝える助けになります。ただし、Googleは「AIによる概要」のために特別な構造化データは必要ないと説明していますし、構造化データを入れればAIに紹介される、というものでもありません。大事なのは、画面に書いてある内容と、構造化データの内容を一致させておくことです。食い違っていると、かえって信用を落とします。
やらないほうがいいこと
- 口コミを自分で書く、知り合いに頼んで書いてもらう。 Googleのルールに反するうえ、見つかったときに失う信用のほうが大きくなります
- 効果を言い切る書き方。 「必ず治る」「絶対にやせる」のような表現は、業種によっては法律で禁じられています。AIに引用されて広まれば、なおさら困ります
- 中身のない記事を大量に載せる。 量を増やしても、読む人の役に立たなければ意味がありません
まとめ
- AIに必ず紹介してもらえる方法はない。できるのは、正しく読み取れる状態にしておくこと
- AIが読めるようにする。大事な情報は文字で、誰でも見られる場所に
- 店名・住所・電話番号・営業時間・料金を、どこでも同じにする
- お客様が聞きそうなことに、文章で具体的に答えておく
みせのはこのGEO対応プラン(¥45,000〜50,000)では、ここに書いたこと(構造化データ、よくある質問の設計、情報をそろえて書くこと)をホームページに組み込みます。AIに取り上げられやすくするための取り組みであり、掲載や引用を保証するものではありません。このサイト自体も、同じ作りにしています。